トルコリラはここ数年ずっと下落を続けています。スワップ金利による収入の一部もしくは全部を為替差損が消し飛ばしてしまう事態が発生しています。それでも日本のトルコリラファンは継続的にポジションを積み増しています。それはなぜなのか、トルコの情勢を踏まえながら、私の意見を述べたいと思います。
最終更新日:2026年4月2日
なぜ今トルコリラなのか

結論から言うと、経済状態が徐々に良くなってきているからです。今が底値に近いという希望的推測に基づいています。
トルコの経済状況について簡単に説明します。
トルコのインフレ率は、2022年10月に、85.5%というとんでもない数値を記録しました。インフレ率は「前年と比較してどれだけ物価が上がったか」を示す指標なので、1年前に1,000円で買えていた物が、1,855円出さないと買えなくなったということです。
これに対して、トルコのエルドアン大統領は、経済学の理論とは真逆の政策を掲げ、経済状態がはちゃめちゃな状態が続いていましたが、2023年以降はトルコ中央銀行が経済学通りの正当な経済対策を行なったため、2026年2月には、インフレ率は31.5%まで下がりました。
アメリカ及びイスラエルのイラン攻撃を受けて原油の価格が上がったため、再度インフレ率が上がる懸念がありますが、ここを凌げば、インフレ率が下落傾向を維持し、経済が正常な状態に戻るだろうと期待されます。
経済が正常な状態に近づくということは、トルコリラが強くなり、対円で上がる可能性が高いと考えられます。つまり、今が底値に近いと考えられるということです(なお、管理人は経済はど素人ですので、あまり信用しすぎてはいけません…)。
トルコリラが強くなるとどうなるか
トルコリラが円に対して強くなるということは、例えば、1トルコリラ3.5円(=3.5円あれば1リラ買える)から、1トルコリラ5円(=5円ないと1リラ買えない)になるということです。それにより、為替差益を狙うことができます。
しかし、インフレ率の低下に伴い、トルコ中央銀行は政策金利を下げにかかるので、スワップポイントは少なくなっていきます。この文章を書いている2026年4月2日現在のトルコの政策金利は37.0%とかなり高い状態ですが、今後政策金利が下がっていけば、スワップ投資通貨としての魅力は落ちてしまいます。
いずれ別のタイミングで実例をあげて説明したいと思いますが、スワップポイントで稼ぐより、為替差益を狙う方が圧倒的に効率が良いです。

今は高いスワップポイントで為替差損を相殺しながらトルコリラを少しずつ買い増しておき、トルコリラが強くなってきたら為替差益を狙うのが賢いというのが私の意見です!
まとめ
- トルコリラは、対円で今が底値に近い状態…と推測。
- トルコの経済状況が良くなってきたら、為替差益を狙うべし。


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